線形回帰モデルを主にして,AICが何を求めているのか,どうやって導出しているかを自習したときのメモを公開します.昔,非公開で作成した自習用メモを,本日,大幅に修正したものです.資料中で言及している伊庭先生の講義動画をコピペして10倍ぐらいに薄め…
2019年1月4日 9:30頃 追記 同ブログ記事に対して黒木さんからTwitterにて以下のようなご指摘をいただきました(ごく一部のツイートだけを抜粋). #統計 もう一度書くと、* 予測分布の予測性能の比較→AIC, WAIC, LOOCVなど* モデルによるサンプル生成の確率…
David (2001, p.225)によると,"ridge regression"の初出であろう論文は Hoerl and Kennard (1970b)である.この論文はTechnometric,12巻1号のpp.69-82に掲載されている.しかし,同号のpp.55-67には,"Ridge Regression: Biased Estimation for Non orthogo…
以下のp値に対する説明において,「☓」は米国統計学会のp値声明など(Goodman 2008, Greenland et al. 2016, Wasserstein and Lazar 2016)で間違いとされている説明です.「〇」は,その間違いを部分的に修正した説明になっています.徐々に,より穏当な説…
以下のような問題をTwitterにて寺沢拓敬先生が話題にされていました. 【その2】「観測変数が4件法のものと5件法のものが混在している。この影響について説明せよ」(大意)。→これについても、私自身、4件法/5件法の混在による悪影響という話を聞いた…
★★ 2016/08/17 19時頃 追加: お詫び ★★ taggaさんの日記(http://srad.jp/~tagga/journal/605281/ )に、本ブログ記事の事実誤認や不備が指摘されています。全体的に私の考え方や調べ方が幼稚なのですが、特に、事実誤認が酷いところに取り消し線を入れまし…
同書には、些細な事実誤認と思われる個所がいくつかある。そのなかのいくつかを以下に記す。いずれも同書の主旨には関係なく、重箱の隅を突くような指摘である。 ■p.002 ウェルズの予言 「「1903年、H.G.ウェルズは将来、統計学的思考が読み書きと同じように…
American Statistical Associationがp値に関してステートメントを出しました。 Ronald L. Wasserstein & Nicole A. Lazar (2016): The ASA's statement on p-values: context, process, and purpose, The American Statistician, DOI: 10.1080/00031305.2016…
2022年3月15日 Googleドライブの権限変更のため,ファイルが共有されていませんでした.リンクを変更しました. 2003 年度に王立化学協会から出された、紅茶に関するふたつのニュースリリースを日本語に訳しました。 ご興味がある方は、以下のふたつのPDFフ…
致命的な誤りの修正:2015年10月3日 午後 2015年10月3日の朝に記載しました以下のブログにおいて、データ収集および確率計算に、致命的な間違いがいくつかありました。 まず、以下の語句で誤りがありました。 (誤)推定 → (正)推測 (誤)幾何分布 → (正…
On Mar-15-2022: The link to files in Goodle Drive had not been shared. I have updated the link. The following two PDF files were released by the Royal Society of Chemistry (RSC) in 2003. News Release #1: orwell.pdf News Release #2: tea.pdf…
2015年9月29日:追記 王立化学協会様から許可を頂き、2003年にリリースされた、"a Perfect Cup of Tea"に関するふたつのプレスリリースを、以下のページに公開しました。このページを読む前に、是非、実物をご一読ください。 Two News Releases about “a Per…
背景 みなさんは、「ミルクティーを作るときに、紅茶をカップに注ぐ前にミルクを入れるべきか、それとも、紅茶を注いだ後にミルクを入れるべきか?」という紅茶論争をご存知でしょうか? 英国を二分すると言われているこの紅茶論争に関連する例を、R. A. Fis…
2022年3月15日 Googleドライブの権限変更のため,ファイルが共有されていませんでした.リンクを変更しました. 「相関係数が0.7あれば、相関が高いと言える」 などの目安を、教科書や入門書で見かけたことは ありませんか? 私は、ちょくちょく目にするので…